内容説明
欧米知識人やビート世代にも影響を与えてきた大拙禅。1950年代に米国で行った三つの講演を英文と和訳で初めて紹介。CDには大拙の貴重な英語講演を収録。
目次
禅の哲学について―ウェルズリー大学講演 一九五八年三月十日
キリスト教と仏教―アメリカン・ブディスト・アカデミー講演 一九五七年三月九日
浄土真宗と禅宗―アメリカン・ブディスト・アカデミー講演 一九五七年三月十六日
D・T・スズキの英語講演―一九五〇年代、ビート世代との関わり(重松宗育)
著者等紹介
鈴木大拙[スズキダイセツ]
明治3年金沢に生れる。同24年上京後、円覚寺の今北洪川、釈宗演について参禅。翌年東大選科に入る。27歳でアメリカに渡る。この頃より仏教関係の著作を英訳刊行。大正10年、「終生無二の友」西田幾多郎の勧めで大谷大学教授となる。昭和11年ロンドンでの世界信仰会議に日本代表として出席。この時以来欧米諸国で講演。戦後はオックスフォード、コロムビア、ハーバード大学等で仏教哲学を講じた。24年文化勲章。41年没す
重松宗育[シゲマツソウイク]
1943年、静岡市(旧清水市)に生まれる。英米文学を学び、長く静岡大学教授としてアメリカ文学を担当した。現在、承元寺住職(臨済宗妙心寺派)を務めるとともに、関西医科大学教授として、医学生のために、英語のほか、こころセミナー、全人医療学(心療内科)などを担当。アメリカで、1987年度のアメリカン・ポエトリー・リビュー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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あっきー
chilly
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