内容説明
「60歳から」をどう生きるか?日野原重明氏から聖路加の灯を受け継ぎ、フランクルに学んだ医師が贈る、温かな33話のエッセイ。―病、老い、死に寄り添って。
目次
第1章 人間を丸ごと診てきて
第2章 癒す者と癒される者によりよい関係を
第3章 医療ができること、できないこと
第4章 くじけそうになる時、死に直面する時
第5章 人生の折り返し地点を上手にターンする
第6章 人生後半の心豊かな日々をデザインする
第7章 旅に出て巡り合った生き方
著者等紹介
林田憲明[ハヤシダノリアキ]
1946年神奈川県茅ケ崎市生まれ。1971年東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院内科研修医となる。1973年同病院内科勤務。以降内科部長、ハートセンター長、副院長を歴任。2011年より、日野原重明氏が創設した会員制健康クラブ「聖路加フレンズ」で電話相談、外来診療を担当して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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意味のある目標を持つ→患者さんを治す時あり 医師の仕事:なるべく広い生活範囲確保を手伝う 意識していない不安や緊張 相手をお互いに信じる人間関係 100人の患者さん・100通りの医療 最期の日が来ても精神は自分の人生をとらえようとしている 病気はお任せぐらいの気持ち 見事な死:他者の心に生き続ける 人生の深い谷底まで降りて耳を澄ます→自然に聞こえてくるものあり 生きることを肯定的にとらえる 未知の体験への勇気 立ち止まって人生について考える 持たないことで豊かさが得られる 最期まで全力を尽くしていきたい 2021/01/28