内容説明
嘘やお金は、日常の実に厄介な問題であるにもかかわらず、多くの人が目をそらしているテーマです。この本で嘘とお金の本質を知ることで、“良い”“悪い”、“正しい”“間違っている”という二択ではなく、人生の選択肢を広げ、後悔のない選択肢を選ぶことができます。
目次
序章 嘘とお金、日常のやっかいな問題
1章 嘘とお金のそもそも論
2章 あなたは嘘をつきますか?
3章 あなたはお金が好きですか?
4章 「嘘つき」や「拝金主義」と呼ばれたくない人のためのキーワード
5章 我慢人と自由人
終章 世の中に絶対はあるのか?
著者等紹介
柳澤賢仁[ヤナギサワケンジ]
税理士。1976年生まれ。祖父、父、叔父が公認会計士・税理士という、ありそうでなかなかない税務会計一族に生まれる。慶應義塾大学経済学部を卒業し、同大学院修士課程を修了。税理士試験に合格後、外資系最大手アーサー・アンダーセン税務事務所、KPMG税理士法人を経て、独立。現在は、柳澤賢仁税理士事務所代表。現代日本の法化社会を不確実な社会と位置づけた論文「不確実性の税務」で、2007年度日税研究賞(税理士の部)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おおた
1
論理学でありながらも倫理にも踏み込んで、しかもたいそうわかりやすい言葉で書かれているので、経済学という言葉に思考が麻痺してしまう人でも「お金、だいすき!」と大声で叫んでいいんだよ(そしてそのお金をいいことに使おう)と肯定してくれる本。「こうしたら儲かりまっせ」というあんちょこじゃないけど、お金を自分の倫理観に組み込むためのベースとなる一冊として、非常に有意義な本であります。2009/08/16
はっち
0
簡単ですぐ読める。2015/03/19
ドッグマスター
0
自分に素直に書いてある文章で参考になった。金儲けは良いことだ。2013/01/23
ながたろう
0
平易な文章、二時間くらいでさっと読めるシンプルさ、カネとウソを読み解くために法律や会計、倫理まで踏み込んでいる内容の充実っぷり。お勧めです。ちょうど高校生や大学生が読むのに適していると思います。 「カネがあれば、選択肢が増える」アタリマエのことですが、おカネの本質を良く突いているなと感心しました。2011/12/04
yuya
0
人間が嘘をつくのは当たり前で 嘘には、程度がある だから、嘘が悪いというわけではない2019/05/06