内容説明
本書は、アメリカの大学の数学科において広く採用されている、標準的な数理論理学のテキストの翻訳です。数理論理学の基本定理である1階論理の完全性定理、ゲーデルの不完全性定理(第1および第2)の完全な証明に加え、完全性定理の応用例としての超準解析、2階論理の初歩までをカバーしています。
目次
第0章 集合についての予備知識
第1章 文論理(形式言語についての、非形式的な注意;文論理の言語 ほか)
第2章 1階論理(準備;1階の言語 ほか)
第3章 決定不可能性(数論;後者関数のみをもつ自然数論 ほか)
第4章 2階論理(2階言語;スコーレム関数 ほか)
著者等紹介
嘉田勝[カダマサル]
1970年生まれ。1997年6月大阪府立大学大学院理学系研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、北見工業大学工学部助手などを経て、大阪府立大学大学院理学系研究科准教授。博士(理学)。専門は公理的集合論、集合論的位相空間論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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