出版社内容情報
マルコ社[マルコシャ]
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内容説明
アメリカ厚生省・国連・オックスフォード大・イギリス教育省など、世界の研究から生まれた、父親にしかできない稼ぐ子どもの育て方。
目次
第1章 やり抜く力を育む
第2章 問題解決力を育む
第3章 道徳心・コンプライアンスを育む
第4章 挑戦意欲を育む
第5章 自己主張を育む
第6章 IQ・学力を伸ばす
第7章 語彙・国語力を育む
第8章 メンタルヘルスを育む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニョンブーチョッパー
6
★★★★☆ 何でも言える関係や、むりやり親の思う方向に誘導しないとか、変な着眼点の指摘や質問に感心したり褒めたりするなど、共感できる箇所多数。取材協力という形で各分野の方の体験を踏まえたエピソードが書かれているけれど、最初章ごとに別の人だと気が付かずに混乱した。各章の最初や巻末に書かれてはいるけれど、各ページのフッターにも書くなどしてくれるとより理解しやすかったかも。2020/03/31
ふるしゅん
3
良い内容。父親の積極的な育児参加が、子供の成長に良い影響を与えることがよくわかった。ただ、表紙の感じは好きではない。2019/10/29
makio37
3
タイトルがいかにもで少し読むのに気が引けたが、内容は良くも悪くもまっとうなものだと思う。「1番やってはいけない」とある5W1Hを使った叱り方を、自分もついやってしまっている。そうではなく、"するべきこと"を"理由を添えて""普通の言い方で繰り返し伝える"ことが「しつけ」だとある。やらなかった時に叱るのではなく、日常の中できちんとできたときにその行動をリフレインしてあげよう。また、自己主張を育むために、自ら主張がない場合は「どっちが好き?」と選ばせてそう思った理由を尋ねる、という方法も取り入れてみたい。2018/08/13
mda
2
非認知能力の教育には時間がかかる。とはわかっているがついつい即効性や目に見えるものを求めてしまう。また褒められてやるのは自主性が育っていないというのは意外な切り口であったが読むことで納得。 ついつい早く解決しようとしているが時間をかけてでも子どもの興味関心を引き出したり、とことん付き合ってあげることも必要。 父親の問いかけや関わり方が大事なことはよくよくわかったが、外に連れ出したり子どもの関心を潰さないためには母親の関わり方も重要だと感じた。両親ともに育てたい方向性がある程度一致させておくことが肝要2021/12/20
南チョ
2
子育てにおいて父親の関わりが重要であることを説いた本です。 論旨には大いに納得しました。 ただ、全体として、粗い本だなというのが率直な感想です。 論文等の引用のやり方もそうですし、経験則だけで語られる箇所が多い点や、文章がそもそもおかしい点など、いろいろと気になってしまいました。2021/02/21