内容説明
一次史料を丹念に読み解き、共同保育施設キンダーラーデンや青年組織ユーゾーの活動を詳細に分析することで、ローカルな場で試みられた変革の歴史的意義を再評価する。
目次
序章 68年運動は西ドイツをリベラルにしたのか?
第1章 「1968年」の展開とその帰結
第2章 共同保育施設キンダーラーデンの運動
第3章 ドイツ社会民主党青年組織ユーゾーの運動
第4章 キンダーラーデンとユーゾーの意義とその後
終章 ローカルな急進的運動による社会のリベラル化
著者等紹介
川〓聡史[カワサキサトシ]
獨協大学外国語学部ドイツ語学科専任講師。1992年栃木県佐野市生まれ。2017年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2021年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)取得。日本学術振興会特別研究員(PD)、東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)特任助教などを経て、現在獨協大学外国語学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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