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内容説明
学校を改革するとはいかなることか。1924年よりイエナ大学附属学校で開始され、「自由で一般的な民衆学校」に向けて進められた学校改革であるイエナ・プランと、その創始者ペーターゼンによる自律的教育科学の構想に立ち戻り、その理念と展開を問う。また、ペーターゼンの教育思想、同校での教育実践や改革の過程、同時代の他校のイエナ・プランによる学校改革といった変遷を解き明かし、これからの学校改革のあり方を、教育と改革の関係、および授業指導・教育学研究・教師教育から展望する。
目次
序章 本書の目的と構成
第一章 ペーターゼンの自律的教育科学の構想
第二章 ペーターゼンによるイエナ・プランの授業指導論
第三章 1924‐1950年のイエナ・プランによる学校改革過程
第四章 イエナ・プランからの学校改革の問い直し
終章 本書の成果と課題
著者等紹介
安藤和久[アンドウカズヒサ]
1995年香川県丸亀市生まれ。博士(教育学)。広島大学大学院人間社会科学研究科特任助教。2023年3月に広島大学大学院人間社会科学研究科博士後期課程修了の後、現職。主な論文に、安藤和久(2022)「ペーターゼンにおける自律的教育科学の構想―教育学的事実研究と学術的な教師教育に着目して」日本教育方法学会編『教育方法学研究』第47巻、47‐58頁(日本教育方法学会研究奨励賞)、などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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