目次
はじめに エピソードの変容
第1章 SFとしての『おかしな男の夢』と『悪霊』
第2章 個人雑誌『作家の日記』の中の『おとなしい女』と『おかしな男の夢』
第3章 『未成年』と当時の資本主義経済
第4章 『小さな英雄』から『未成年』へ
第5章 婦人解放運動の過程で―『未成年』と『おとなしい女』
第6章 『罪と罰』における「ドイツ」のイメージ
第7章 『罪と罰』におけるおとぎ話の要素
第8章 『おじさんの夢』のコムイルフォー―自意識と演技
第9章 ハッピーエンドのドストエフスキー文学
第10章 亡くなった兄の思い出―宗教思想と無神論の狭間で
著者等紹介
木寺律子[キデラリツコ]
1977年生まれ。1995年大阪外国語大学入学、2000年に大阪外国語大学大学院に進学し、2008年に博士号取得して同志社大学ほかで非常勤講師としての勤務を開始し、2021年から現職の京都産業大学外国語学部ヨーロッパ言語学科ロシア語専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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