内容説明
なぜ都市に農地は必要なのか?食料品アクセス確保に資するローカル・フードシステムの観点から市街地と農地の混在合理性を提示。従来の都市農業論に不足していた食料供給という農地固有の機能からの立地分析により、都市農地保全の意義に迫る。
目次
第1章 本書の問題意識と課題
第2章 日本における都市農地制度の変遷
第3章 ローカル・フードシステムと都市における食料安全保障
第4章 ローカル・フードシステムにおける農産物の供給方法
第5章 ローカル・フードシステムを支える都市農地保全
第6章 結論
著者等紹介
佐藤忠恭[サトウタダヤス]
1977年神奈川県相模原市生まれ。東京農工大学大学院連合農学研究科修了。神奈川県農業技術センター三浦半島地区事務所研究課主任研究員。キャベツ、ダイコン等の試験研究を担当。東京農工大学非常勤講師。博士(農学)。2005年に神奈川県に奉職。神奈川県農業技術センター普及指導部野菜課、同経営情報研究部、川崎市都市農業振興センター農地課(出向)等を経て、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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