内容説明
気候も厳しく、各種資源も限られているチベット高原で最重要の生態的・文化的資源は糞である。20ヶ月の現地調査から、燃料、建材、おもちゃ、象徴といった、動物の糞の多彩な加工・利用方法に迫る。
目次
第1章 チベット高原における人類の適応およびヒトと動物の関係
第2章 調査概要
第3章 燃料としての利用
第4章 牛糞の素材としての利用
第5章 牛糞の象徴的な利用
第6章 分析
第7章 考察
第8章 結論
著者等紹介
チョウピンピン[チョウピンピン]
北九州市立大学社会システム研究科博士研究員。北九州市立大学文学部・法学部非常勤講師。専攻・専門は生態人類学、文化人類学、チベット牧畜文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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