職場で傷つく―リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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職場で傷つく―リーダーのための「傷つき」から始める組織開発

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479798118
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

『他者と働く』『企業変革のジレンマ』
宇田川元一氏 推薦
「職場で傷ついた人は、企業変革の入り口に立っている。」

『「能力」の生きづらさをほぐす』で鮮烈なインパクトを残した気鋭のコンサルタントが、なきものとされてきた「職場の傷つき」に着目し、これからの組織開発のあるべき道筋を探る意欲作。
1ON1、対話、パーパス、人的資本経営、ウェルビーイングなど、目新しい言葉に飛びつく前に、まずその「傷つき」に「気づく」ことから、始まる。

「能力主義」の限界に気づき始めたすべての人へ。

【もくじ】
第1章 「職場で傷つく」とはどういうことか?
第2章 「職場で傷つく」と言えない・言わせないメカニズム
第3章 「能力主義」の壁を越える
第4章 いざ実践ーー「ことばじり」から社会の変革に挑む

■あの社員は、なぜ辞めたのか?
■ハラスメント未満の「傷つき」をなかったことにされる職場とは。
■仕事で傷ついたなんて言ったら負け?
■うまくいっている人の行動分析をしてマネして、本当に「できる人材」になれるのか
■かけ声ばかりで、実は排他的な職場とは。
■出世した、でもいつまでこのぎりぎりのラインで働き続ける必要があるのか
■優秀な人がいれば、組織の問題は解決するのか
■評価はどこまで「正しい」のか
■「自分で考えろ」の意味
■真面目な社員の「闇落ち」ーービックモーター社の事例から
■「天才職人」の降格
■形だけの「ストレスチェック」
■「通過儀礼」としての就活
■個人的なこと=気の毒だけど自分で何とかすべきこと
■「主体性」のある人材、欲しい? いらない?
■「人的資本経営」への違和感
■お調子者の静かな「傷つき」
■優秀ならば、傷つかない?

「職場で傷つく」を諦めない、当たり前にしないために、個人ができること・会社が具体的にできることとは何か。具体例を示しながら解くきほぐす。

内容説明

『「能力」の生きづらさをほぐす』で鮮烈なインパクトを残した気鋭のコンサルタントが「職場の傷つき」に着目し、これからの組織開発のあるべき道筋を探る。

目次

第1章 「職場で傷つく」とはどういうことか?(評価で「傷つく」;職場の日常で「傷つく」;就活で「傷つく」)
第2章 「職場で傷つく」と言えない・言わせないメカニズム(「個人の問題」にする―なぜ「職場で傷つきなんて」と言われるのか;「問題の能力主義化」という追い討ち―雲をつかむようなわりに残酷な分断;「コミュニケーション能力」というとどめ;何が問題か?)
第3章 「能力主義」の壁を越える(あなたも私も、揺れ動いている―「能力」とは刻々と変化する「状態」である;「機能」を持ち寄る;答えは「組み合わせ」に?―他者比較による序列化の無効化)
第4章 いざ実践―「ことばじり」から社会の変革に挑む(「成果とは何か?」を議論するときが来た;何を、どう、取り組むのか?;「成功」と「能力」をつなげて語らないという新作法)

著者等紹介

勅使川原真衣[テシガワラマイ]
1982年横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修了。ボストンコンサルティンググループやヘイグループなどのコンサルティングファーム勤務を経て、独立。教育社会学と組織開発の視点から、能力主義や自己責任社会を再考している。2020年より乳がん闘病中。著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)は紀伊國屋書店じんぶん大賞2024で第8位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

R

61
全体の半分くらいは、傷つきとは何かの説明に費やされていて読むのも大変だったが、後半になるとその対処法や考え方の提示がでてきて面白く読めた。傷つくという事例は山ほどあって、そのどれもが見覚えのある光景で、さらにいうと自分が加害の方でもあったろうなと思うこともしばしば。わかりあう努力の大切さというのが重要だという話しであるし、本としても特効薬はなく、こういうことは地道にみんなで意識を変えないと解決しないという内容で、そりゃそうだで終わってしまいそうな感じなのだが、本当にそうなんだからどうしたもんだか。2025/03/10

ネギっ子gen

53
【十中八九起きていることなのに、意図的に口外されない、なきものとされてきた「職場の傷つき」】能力主義の代案を探し求めてきたコンサルタントが、職場で傷ついたことを「言わせない」メカニズムについて分析し、これからの組織開発のあるべき道筋を探った書。<一見それっぽく聞こえる「能力評価」こそが「職場で傷ついた」と言わせてくれない労働・職業世界をつくっているのではないか?/仕事というのはいつの世も苦役であり、こころのやわらかな部分が「傷ついた」なんて吐露することは負け犬の遠吠えだなんて、どう考えてもヘンです>と。⇒2025/06/01

とよぽん

52
明快だった。「職場」と「傷つき」が、どうして結びつくのか・・・「傷つき」の定義を読んで納得した。だれかに攻撃されて精神的ダメージを受けることは当然傷つくことだが、現実はもっと日常的な場面にもある。「自分が大切にしているもの(こと)」をないがしろにされたり無視されたりぞんざいに扱われたりした時に起こる心の動きおよびその記憶、それを「傷」と定義する。となると、職場という組織の人間関係、さらに上司や管理職、役員などの経営者の意識が問題になる。筆者はその問題を切り開いて示してくれた、そんな良書。2025/05/12

よっち

34
「能力主義」の限界に気づき始めた人たち向けに、なきものとされてきた「職場の傷つき」に着目し、これからの組織開発のあるべき道筋を探る1冊。あの社員はなぜ辞めたのか?「職場で傷つく」と言えない・言わせない雰囲気が醸成されてしまうメカニズムを解説しながら、優秀な人がいれば全てが解決するわけではない組織の問題、そしてその能力だけでなく、人や仕事との組み合わせの相性の重要性を解き明かしていて、このあたりは仕方ないことと放置されてしまいがちな部分ですけど、少しずつ意識していくだけでもだいぶ違ってきそうな気がしました。2024/08/15

ta_chanko

26
多かれ少なかれ、みんな職場で傷ついている。しかしそれを言えない雰囲気が、確かにある。これだけハラスメントの問題が取り上げられるようになっても、声をあげたほうが「面倒臭い奴」「使えない奴」扱いされるような雰囲気が。職場や社会に蔓延する「能力主義」の呪いか。本当に大切なのは「能力」よりも「関係性」。仕事や組織運営は、様々な形をしたレゴブロックをつなげて、みんなでひとつの作品をつくっていくこと。「優秀なレゴブロック」や「使えないレゴブロック」は存在しない。2025/01/31

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