住宅をめぐる“欲望”の都市論―民間都市開発の台頭と住環境の変容

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861108280
  • NDC分類 518.83
  • Cコード C0052

内容説明

民間による商品住宅開発が大都市の「普通の暮らし」を再編して30余年。新自由主義の住宅政策への転換、民間住宅開発の台頭、首都の再都市化、人口の都心回帰。これらが混然一体となる「第二の都市化」のなかで進行してきた住宅とまちの変化を眺望する。

目次

序 「欲望の都市論」序説 大都市と農村の往復から都市論を編む
第1部 ふたつの都市化
第2部 欲望と暮らしのモード
第3部 欲求の階層性と住宅選択
第4部 遷移する地域とジェントリフィケーション
結 「第二の都市化」はどこへ向かうか―都市論と都市計画の円環へ

著者等紹介

吉江俊[ヨシエシュン]
早稲田大学建築学科講師、博士(工学)。専門は都市論・都市計画論。日本学術振興会特別研究員、ミュンヘン大学訪問研究員を経て現職。自治体・住民と協働した地方市町村のまちづくり、民間企業と協働の都市再生や「迂回する経済」の実践研究まで幅広く行う。近年は早稲田大学キャンパスマスタープラン作成、東京都現代美術館「吉阪隆正展」企画監修など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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