内容説明
古代ギリシャから現代のSNSにおける議論まで…多様なケーススタディをもとに「公共圏」の視点から演劇の歴史を辿り、民主主義の議論の場における「制度」として演劇がどのような役割を果たしてきたのか論じる。
目次
第1章 演劇の公共圏を位置づける
第2章 互恵的な発信―プレイビルからブログまで
第3章 開放と閉鎖―ピューリタンと晒し台
第4章 舞台の預言者―演劇・宗教・越境する公共圏
第5章 スキャンダルの公表と寛容の境界
第6章 演劇美学の分散とグローバルな公共圏
著者等紹介
バルミ,クリストファー[バルミ,クリストファー] [Balme,Christopher B.]
ミュンヘン大学教授、同大学演劇学科長
藤岡阿由未[フジオカアユミ]
椙山女学園大学教授。演劇学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。