内容説明
人気SF作家の青少年向け小説群とアメリカのコミックブック業界の関係を詳細に分析。コミックブックが駆逐された1950年代に、ハインラインが遭遇した「アメリカの敵」とは?
目次
序章 右翼のハインラインと左翼のハインラインの生まれ故郷
第1章 ハインラインと青少年向け小説の出会い
第2章 帝国からの独立と白人性
第3章 新たなヒーロー像の模索における白人性
第4章 国際社会におけるアメリカと白人性
第5章 多文化主義型の白人性の限界
結論 コミックブックを継ぐもの
著者等紹介
島克也[シマカツヤ]
安田女子大学文学部英語英米文学科講師。専攻・専門は現代アメリカ文学(特にSF)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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