内容説明
民主主義の起源とされる古代ギリシアのアテナイの歴史から、近代の社会契約論のホッブズ、ロック、ルソー、20世紀のウェーバー、シュミット、バーリンらを取り上げ、その思想のエッセンスを平明に解説。ヨーロッパ政治思想史の基礎を学び、現代政治の問題を考えるための新たな視点を得る。
目次
第1章 アテナイ民主主義の歴史
第2章 民主主義批判の歴史
第3章 民主主義と「自由」の観念
第4章 近代民主主義―自由と平等の相克
第5章 市民社会から大衆社会へ
第6章 国家の正統性
第7章 社会契約の思想
第8章 ホッブズの社会契約論
第9章 ロックの社会契約論
第10章 ルソーの社会契約論
現代政治の課題
著者等紹介
宮原辰夫[ミヤハラタツオ]
文教大学国際学部教授。慶應義塾大学博士(法学)。専門は政治学・地域研究(南アジア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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