「共生社会」と教育―南アフリカ共和国の学校における取り組みが示す可能性

個数:

「共生社会」と教育―南アフリカ共和国の学校における取り組みが示す可能性

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月20日 08時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 552p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861107269
  • NDC分類 372.487
  • Cコード C0037

内容説明

自己と他者を隔てる「差別」は、克服しうるのか。西ケープ州の公立学校でなされる教育を、ナショナル・カリキュラムの1つであるLife Orientationの実践を具体的に検討することにより考察。アパルトヘイトから引きずられた人種差別の克服に向けた教育改革の特徴や過程、「共生」という言葉の意味と実態をひもとき、多文化社会における「共生教育」の方途を探る。

目次

序章 問題の所在と研究の目的
第1章 「共生社会」論の理論的検討と「共生教育」の定義
第2章 南アフリカ共和国における「共生社会」のための取り組みの歴史的変遷
第3章 南アフリカ共和国におけるポスト・アパルトヘイト時代の教育改革―高等学校段階の必修教科Life Orientationに着目して
第4章 高等学校段階のLife Orientationの教授/学習内容の具体例―任意の教科書を手がかりとして
第5章 西ケープ州の公立学校の高等学校段階における「共生教育」の定性的分析
第6章 西ケープ州の公立学校の高等学校段階における「共生教育」の定量的分析
第7章 西ケープ州の公立学校の高等学校段階における「共生教育」の総合的考察
第8章 「共生社会」論と「共生教育」論の理論的補強―西ケープ州の公立学校の高等学校段階における取り組みをもとに
終章 研究のまとめと限界および今後の課題

著者等紹介

坂口真康[サカグチマサヤス]
1985年生まれ。筑波大学大学院人間総合科学研究科3年制博士課程ヒューマン・ケア科学専攻修了。博士(教育学)。兵庫教育大学講師。専門は、教育社会学、比較教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

20
南アフリカにおける「共生社会」の実現に向けた取組の一環としての教育に焦点を当て、アパルトヘイトの負の遺産をどのように乗り越えようとしているかを探る。同時に既存の「共生社会」論の補強も試みている。南ア西ケープ州の公立学校でのフィールドワーク。ここから得られた示唆は多い。◇人々の認識にコンフリクトが存在するのを前提としそれを受け入れる。人間は「完璧」ではないから学び続ける存在。厳しい現実の中で「共に生き延びる」重要性。「あなたが死んでしまったら...あなたは世界にどのような違いをもたらせるのですか」。2022/01/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17687417
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。