内容説明
仲介業者の斡旋により、台湾に住む男性に海外から嫁ぐ女性たち。「人身売買」として非難もされる国際結婚が、どのような社会背景や仕組みのもとで成立しているのか、そして当事者たちは何を求めて結婚・移住に踏み切るのか。移住先の台湾と移住元のインドネシアでのフィールドワークをもとに、結婚移民たちと家族の生を描く。
目次
第1部 再生産労働グローバル化時代の婚姻戦略(再生産労働・婚姻をめぐる従来研究の視座;台湾・新移民時代の到来;商業的な国際結婚の成立;再生産労働をめぐるアリーナとしての家族)
第2部 南洋から台湾へ・東南アジア系台湾人の誕生(結婚移民の結婚戦略;結婚移民と家族のその後)
著者等紹介
横田祥子[ヨコタサチコ]
滋賀県立大学人間文化学部准教授。専門は社会人類学、地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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