アフリカの森の女たち―文化・進化・発達の人類学

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アフリカの森の女たち―文化・進化・発達の人類学

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  • サイズ 46判/ページ数 420p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861106828
  • NDC分類 384.6
  • Cコード C0039

目次

はじめに―岐路に立つ女性の生活
第1章 森と村の世界
第2章 森と村の子どもたち
第3章 良き人生の諸構成要素
第4章 結婚と母親期―厳しくも喜びのある現実
第5章 女性であることの帰結
第6章 世代間の繋がりと祖母たち
第7章 結論―グローバリゼーションと変化の力

著者等紹介

ヒューレット,ボニー[ヒューレット,ボニー]
ワシントン州立大学・臨床助教授。ワシントン州立大学博士(文化人類学)。専門は医療人類学、思春期の発達、狩猟採集民、進化=文化人類学。中央アフリカ共和国、コンゴ共和国、ガボン、エチオピアにおいて現地調査を行い、思春期の発達や感染症の文化的背景、社会的学習、愛着行動、健康などについて研究を行ってきた

服部志帆[ハットリシホ]
天理大学国際学部・准教授。京都大学博士(地域研究)。専門は生態人類学、アフリカ地域研究。中部アフリカのカメルーンで狩猟採集民バカの森林利用や民族植物学について、屋久島では狩猟活動の変遷について研究を行っている

大石高典[オオイシタカノリ]
東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター・准教授。京都大学博士(地域研究)。専門は生態人類学、アフリカ地域研究。中部アフリカのカメルーンで、農耕民バクウェレと狩猟採集民バカの生業活動や民族間関係について研究を行っている

戸田美佳子[トダミカコ]
上智大学総合グローバル学部・助教。京都大学博士(地域研究)。専門は生態人類学、アフリカ地域研究、障害学。カメルーンの森で暮らす障害者との出会いから、中部アフリカのカメルーンやコンゴで障害者に関する人類学的研究や、アフリカ熱帯林における森林資源利用に関する実践的研究にたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ

59
筆者は現地に生活を置きつつ じっくりと腰を据え、炉端問答の形をとり 15年以上の時間を費やし、フィールドワークを継続してきた。彼女自身、この本の執筆が到達点とは思っていないと思う。世界へ「中央アフリカの声」の発信をなしえた手応えは感じていると思う。「アカ」~農耕民、協働で森に暮らし、父親も育児に参加する。一方の「ンガドゥ」は狩猟民、幼児期より男女の役割、立ち位置などを教え込まれる。筆者は視点を「女」に据え 日常生活、育児と発達心理、性の芽生え、セックスという行為、結婚と女・或いは母の役割、一夫多妻制、2020/10/12

uniemo

13
アフリカゴンゴ盆地で隣接して暮らし、相互に関係性はあるものの狩猟社会と農耕社会と異なる文化を形成している民族の特に女性のライフストリー。主に4人の女性から子供時代、思春期、結婚、母親、祖母としてどのように暮らし考えていたかを聞き取り女性の生の言葉で記しています。その後章ごとに著者の考察とエッセイ最後に考察のための問いが宿題のように出されていて、大学の教科書を思い出しましたが、どこに着目すればいいのか解かりやすかったです。母親までは自分も経験していることなのでやはり対比しながら教えられる部分もありました。2020/11/01

owlsoul

11
森の中で狩猟をしながら生きる民族と、森の周辺で農耕を営む民族。2つの民族は互いに隣接し交流を持ちながらも全く異なる文化を形成している。狩猟民族は即時的利得で行動し、未来への貯蓄や投資はせず、性別や年齢による階層はない。対して農耕民族は家父長制によって土地を守り、作物を蓄え将来に備える。未来への不信は他者への不信となり、邪術信仰や家庭内暴力も存在する。未来や環境への不信を持たない狩猟民族は争いが少ないかわりに団結が弱く、農耕民族からは劣位に置かれている。生き方は狩猟・農耕の二択ではないが、共に一長一短ある。2025/07/06

4082

1
9/11-13「人間らしい行動の多くはヒトの生物学、ヒトの生態学、文化の間の相互作用に影響を受けている。ほとんどの人間行動は、生物学的な要因だけ、あるいは文化的な要因だけで説明できるわけではない。また人類は、進化の産物である生活史に意識的に影響を受けているわけでも、たびたび思いをはせるわけでもない」「マノに『お母さん』と呼ばれた。」「このショッキングな出来事は、マノをあたかも家族の一員である祖母のように分類していた私と、私を近隣に暮らす農耕民のように分類していたマノとの間の見事なズレを浮き彫りにした。」2020/09/13

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