平成／令和の佐竹本三十六歌仙

有馬 頼底/堀江 〓子【著】

春風社（2019/10発売）

• サイズ B5判／ページ数 120p／高さ 26cm
• 商品コード 9784861106620
• NDC分類 728.216
• Cコード C0076

目次

柿本人麻呂
凡河内躬恒
大伴家持
在原業平
素性法師
猿丸大夫
藤原兼輔
藤原敦忠
源公忠
徽子女王〔ほか〕

著者等紹介

有馬頼底［アリマライテイ］
１９３３年、東京生まれ。４１年、大分県日田市臨済宗岳林寺にて得度。５５年、京都臨済宗相国寺僧堂に掛搭（入門）、大律櫪堂老師に師事。７１年、相国寺派教学部長、９５年、臨済宗相国寺派七代管長（相国寺一三二世）に就任。同時に鹿苑寺金閣、慈照寺銀閣の住職も兼任。京都仏教会理事長

堀江〓子［ホリエキョウコ］
文学博士。１９４３年生まれ。二松学舎大学大学院（中国学専攻）博士課程修了。１９７８年に故・堀江知彦氏と結婚。墨香会主宰（書道・号は蓬壺）、幽水会会長（茶道遠州流、号は宗篷）。２０１４年６月、紺綬褒章受章。２０１４年８月、外務大臣表彰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鯖]

昭和初期の不況の折、佐竹藩が売りに出したもののあまりにも高額で海外流出の憂き目にあい、益田孝の呼びかけで３７片に切断されて、国内の好事家の手にわたっていった佐竹本三十六歌仙の説明と複製画。以前ヒストリアで特集してて、くじびきで誰がどれを買うかが決まり、益田翁は狙ってた斎宮女御がこなくて、めっちゃ不機嫌だったというのを聞いたんだけど、彼があてたのは源宗宇だった模様。不遇を託つ歌が有名とあったから、それもあって嫌だったのかな。

2020/01/05

[Kuliyama]

昨年開催された京都国立博物館の佐竹本三十六歌仙絵展を思い出しながら拝読しました。

2020/04/09