難民支援―ドイツメディアが伝えたこと

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難民支援―ドイツメディアが伝えたこと

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861106071
  • NDC分類 334.434
  • Cコード C0036

出版社内容情報

2015年以降のドイツにおける難民支援の実情を、現地のメディアをもとに紹介・解説。ベルリン在住ボランティアによるルポも併録。2015年以降のドイツにおける難民支援の実情を、現地のメディアをもとに紹介・解説。ベルリン在住ボランティアによるルポも併録。

第?部 多様な支援の輪
第1章 難民が生き残るうえでの支援
第2章 難民が人間らしく生きるうえでの支援
第3章 難民が将来に希望をつなぐうえでの支援
■コラム? ベルリンの難民支援ボランティア
第?部 暗中模索の難民・移民対応
第1章 過去の清算と基本法の成立
第2章 ガストアルバイター受け入れの苦い経験
第3章 多文化共生と自民族優先の狭間で揺れる言語政策
■コラム? ラマダン明けの食事光景
第?部 未来に向けての設計図
第1章 理念の堅持か、現実との妥協か
第2章 「支援と要請」の枠組み
第3章 成熟した市民社会をめざして
■コラム? 統合を模索するベルリン

松原好次[マツバラコウジ]
著・文・その他

内藤裕子[ナイトウユウコ]
著・文・その他

内容説明

2015年以降のドイツにおける難民受け入れの実情と変遷を、現地の新聞やブログをもとに紹介・解説。難民支援に対し否定的・消極的な見方が広まるなか、一市民に何ができるのかを問う。ベルリン在住の日本人ボランティアによるルポも併録。

目次

第1部 多様な支援の輪(難民が生き残るうえでの支援;難民が人間らしく生きていくうえでの支援;難民が将来に希望をつなぐうえでの支援)
第2部 暗中模索の難民・移民対応(過去の清算と基本法の成立;ガストアルバイター受け入れの苦い経験;多文化共生と自民族優先の狭間で揺れる言語政策)
第3部 未来に向けての設計図(理念の堅持か、現実との妥協か;「支援と要請」の枠組み;成熟した市民社会を目指して)

著者等紹介

松原好次[マツバラコウジ]
元電気通信大学教授。専門は言語社会学

内藤裕子[ナイトウユウコ]
ベルリン在住翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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どんぐり

72
ドイツは、異質性を排除せず、共に生きていこうとする“成熟した市民社会”の形成を目指してきた。ガストアルバイター(Gastarbeiter;客員労働者/招請労働者)受け入れの苦い経験を経て、「理念の堅持か、現実との妥協か」岐路に立つドイツの2015年以降の難民支援の実情と変遷を紹介している。移民問題を論ずる際にしばしば言及される言葉に、「我々は労働力を求めたのだが、来たのは人間だった」がある。血縁・地縁で結ばれた国民国家が「他者を共同体に編入する」のに何が必要なのか、外国人労働者の受け入れに大きく舵を切った2018/12/24

とよぽん

26
成熟した社会、に程遠い日本。そもそも難民を受け入れる、ということに関して国民の間に議論がないのだから。メルケル首相の倫理観とリーダーシップも、どこかの首相とは比較にならない。この本の著者がプロローグで書いたこと、そしてエピローグで振り返っていること、基本的人権を根こそぎ奪われた「難民」に対する想像力を問うているのではないかと思った。敗戦処理、難民受け入れ、いずれもドイツは素晴らしい。脱原発も。2018/12/24

ののまる

13
すごく良い本だった!ドイツの難民移民受入数を単純に日本と比較して賞賛する愚かさもわかるし、ドイツ社会がまさに苦悩しながら移民難民を統合したり、または矛盾をかかえて歩く様がよくわかる。そのなかでも「成熟した市民社会」を目指すとはどういうことか、などなど、示唆に富む。2018/10/22

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