世紀末の長い黄昏―H.G.ウェルズ試論

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世紀末の長い黄昏―H.G.ウェルズ試論

  • 宗 洋【著】
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • 春風社(2017/07発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 217p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861105500
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0098

内容説明

見る、覗く、眺める、凝視する、監視する、目撃する…19世紀末、科学技術教育の普及によって登場した「観察者としての読者」は、どのように文学作品と向き合ったのか?初期のSF、異色のサイクリング小説、社会小説の計6編をとりあげ、“観察”という視点からウェルズを読み解く。

目次

序章 変貌する社会のなかで
第1章 黄昏のグランド・ツアー―『タイム・マシーン』
第2章 リアリティ効果と揺さぶられる境界―『モロー博士の島』
第3章 白か黒かあるいは―『透明人間』
第4章 ロマンティック・サイクリングの展望―『偶然の車輪』
第5章 赤のカタストロフィー―『宇宙戦争』
第6章 崩壊する世界とパノラマ―『トーノ・バンゲイ』

著者等紹介

宗洋[ソウヒロシ]
1974年生まれ。現在、高知大学准教授。専攻は英文学、映像メディア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

3
H・G・ウェルズの作品は荒唐無稽な空想話ではなく当時の科学や政治思想に基いて緻密に考えられたものだということがよくわかります。2017/10/10

志村真幸

0
 著者は英文学者。  全6章から構成され、それぞれ『タイム・マシーン』『モロー博士の島』『透明人間』『偶然の車輪』『宇宙戦争』『トーノ・バンゲイ』を扱っている。  英文学研究として書かれた論文ではあるが、もうひとつ納得できない内容のものが多かった。テーマや切り口がはっきりせず、そもそも意味のとれないような文章が少なくない。興味深いアイデアもときどき示されるものの、十分に展開されずに終わってしまう。  一冊を通してのテーマも、よく見えてこなかった。 2022/02/20

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