出版社内容情報
幼い頃の実家の呉服屋の賑わい、戦中の女学校時代の勤労動員、実らなかった恋、結婚生活の苦労……。知的障害のある子供を持った母の人生。昭和・平成を生きたひとりの女性の軌跡を写真と文で綴る。
? 子供から娘へ(0歳―20歳)
? 結婚し母になる(21歳―28歳)
? 京子とともに(29歳―33歳)
? 娘たちの成長(34歳―58歳)
? 夫と歩む(59歳―72歳)
? 老いていく(73歳―83歳)
伊藤政子[イトウマサコ]
1930(昭和5)年、神奈川県生まれ。三崎小学校(尋常科)、横須賀高等女学校(現横須賀大津高等学校)、共立女子専門学校(被服科)卒業。23歳で伊藤巖と結婚、24歳で典子、29歳で京子を出産。2014年、83歳没。
田中典子[タナカノリコ]
1954(昭和29)年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部を経て、同大学院修士課程修了(英文学)。ランカスター大学博士課程修了(言語学、Ph.D.)。高等学校英語教諭として約10年勤務した後、明海大学教授を経て、現在、清泉女子大学教授。著書に『父のアルバム』(2015年、春風社)など。
内容説明
私に文才があったら、自叙伝を書くのに…。だって、とても面白い人生だったと思うから。京子のような子を持ったことも、本当に良かったと思っているの。写真を一枚一枚見ながら、何度も同じ話を繰り返した母。幼い頃の実家の呉服屋の賑わい、戦中の女学校時代の勤労動員、栃木県のお堂での疎開生活、戦後の東京への通学の楽しさ、実らなかった恋、結婚生活の苦労…。知的障害のある子供を持った母の人生。昭和・平成を生きたひとりの女性の軌跡を写真と文で綴る。
目次
1 子供から娘へ(〇歳‐二〇歳)
2 結婚し母になる(二一歳‐二八歳)
3 京子と共に(二九歳‐三三歳)
4 娘たちの成長(三四歳‐五八歳)
5 夫と歩む(五九歳‐七二歳)
6 老いていく(七三歳‐八三歳)
著者等紹介
伊藤政子[イトウマサコ]
1930(昭和5)年、神奈川県生まれ。三崎小学校(尋常科)、横須賀高等女学校(現横須賀大津高等学校)、共立女子専門学校(被服科)卒業。二三歳で伊藤巖と結婚、二四歳で典子、二九歳で京子を出産。2014年、八三歳没
田中典子[タナカノリコ]
1954(昭和29)年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部を経て、同大学院修士課程修了(英文学)。ランカスター大学博士課程修了(言語学、Ph.D.)。高等学校英語教諭として約一〇年勤務した後、明海大学教授を経て、清泉女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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