インド・イスラーム王朝の物語とその建築物―デリー・スルターン朝からムガル帝国までの五〇〇年の歴史をたどる

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  • サイズ B6判/ページ数 241,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861105098
  • NDC分類 225.04
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ヒンドゥー教が圧倒的に優勢なインドで、なぜイスラーム建築が今も多数残っているのか。一次史料をもとに物語風に叙述しながら、インドの歴史遺産をめぐる知的ガイドブック。 写真多数掲載。

第1章 トルコ系民族のインド侵入
第2章 デリー・スルターン朝(1206?1320年)
第3章 デリー・スルターン朝(1320?1413年)
第4章 デリー・スルターン朝(1414?1526年)
第5章 ムガル帝国(1526?56年)
第6章 ムガル帝国(1556?1627年)
第7章 ムガル帝国(1628?1707年)

宮原辰夫[ミヤハラタツオ]
文教大学国際学部国際観光学科教授。著書に『イギリス支配とインド・ムスリム』(成文堂1998)など。

内容説明

クトゥブ・ミーナール、フマーユーン廟、タージ・マハル―世界遺産の間に埋もれた歴史遺産を巡る旅。希代の大旅行家イブン・バットゥータやベルニエたちが誘う、インド・イスラームの世界。知的好奇心を刺激する待望のガイドブック。カラー写真多数満載。

目次

第1章 トルコ系民族のインド侵入
第2章 デリー・スルターン朝(一二〇六~一三二〇年)―クトゥブ・ミーナール
第3章 デリー・スルターン朝(一三二〇~一四一三年)
第4章 デリー・スルターン朝(一四一四~一五二六年)
第5章 ムガル帝国(一五二六~五六年)―フマーユーン廟
第6章 ムガル帝国(一五五六~一六二七年)―アーグラー城塞
第7章 ムガル帝国(一六二八~一七〇七年)―タージ・マハル、ラール・キラー

著者等紹介

宮原辰夫[ミヤハラタツオ]
慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、文教大学国際学部教授。専攻、政治学、地域研究(南アジア)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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naoto

0
デリー・スルタン朝からムガール帝国まで。ムガール帝国は「モンゴル」のペルシャ語がなまったって聞いたんですが、イスラムなんですね。建物は、イスラムのたまねぎ屋根?と、両側にあるミナレットが特徴ですね。イスラムって、奴隷王朝とかマルムーク朝とか、奴隷身分出身から国を治めることがあるんですね。2016/10/25

ちなつ

0
インド中世史って世界史の中ではマイナーだとは思うけど、面白い。 ただ名前だけ覚えてた各イスラーム王朝の栄枯盛衰と各主要人物のエピソードを知れて楽しかった。 イブン=バットゥータってムスリムの旅人ってことくらいしか知らなかったけど、この本の中で彼の文献がめっちゃ出てくる。この細かい記録をインド以外の地域のも残したのはすごい気になる。イブン=バットゥータの『三大陸周遊記』を読みたくなった。2024/03/01

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