内容説明
台湾の側から見た日清戦争後の初等教育。台湾の伝統的な教育機関である「書房」と、日本統治時代に、日本語教育を推進する目的で設立された「公学校」の変遷を当時の資料から考察する。
目次
台湾における書房教育―その実態と変遷
日本統治下台湾における書房と公学校(一八九五年から一九一八年までを中心に;一九一九年から一九三二年までを中谷に;一九三三年から一九四五年までを中心に)
『帝国議会』における植民地教育をめぐる議論―台湾・朝鮮を中心に
日本統治下台湾の日本人教員―台湾総督府講習員をめぐって
日本統治下台湾における民族主義教育の思想と運動―『台湾民報』・『台湾新民報』を中心に
近代日本の台湾認識―『台湾協会会報』・『東洋時報』を中心に
日本統治下台湾における台湾人父兄の教育要求―『台湾民報』・『台湾新民報』を中心に
日本統治下台湾における台湾教育会
伊沢修二と視話法―楽石社の吃音矯正事業を中心に
著者等紹介
呉宏明[クレコウメイ]
1946年岡山県生まれ。京都精華大学人文学部教授。京都大学大学院教育学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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