日本語のポライトネス再考―発話行為・発語媒介行為・相互行為

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861105029
  • NDC分類 817.8
  • Cコード C0080

出版社内容情報

グライスやオースティンの議論を参照しつつ、先行研究を批判的に継承。さまざまな言語文化圏における「依頼」「笑い」「共感」などを題材に比較・分析することで、会話における言語的配慮の諸相を探る。

1章 ポライトネスとは何か
2章 ポライトネスを捉える理論
3章 発話行為方略としてのポライトネス
4章 多言語文化圏にみられるポライトネス方略の比較
5章 発語媒介行為としてのポライトネス行為
6章 儀礼行為としての笑い
7章 協調的発語媒介行為としての共話
8章 会話構成方略にみられるポライトネス
9章 ポライトネスの共有過程

笹川洋子[ササガワヨウコ]
神戸親和女子大学文学部教授。著書に、『樋口一葉―物語論・言語行為論・ジェンダー』(春風社2013)がある。

内容説明

なぜ、気を遣った表現が誤解を生むのか?グライスやオースティンの議論を参照しつつ、先行研究を批判的に継承。さまざまな言語文化圏における「依頼」「笑い」「共感」などを題材に比較・分析することで、会話における言語的配慮の諸相を探る。

目次

第1章 ポライトネスとは何か
第2章 ポライトネスを捉える理論
第3章 発話行為方略としてのポライトネス―ブラウン&レビンソンの理論をめぐって
第4章 多言語文化圏に見られるポライトネス方略の比較―九言語比較調査データの再分析
第5章 発語媒介行為としてのポライトネス
第6章 異文化コミュニケーションにおける曖昧性の共有過程

著者等紹介

笹川洋子[ササガワヨウコ]
神戸親和女子大学文学部総合文化学科教授。東京大学大学院人文社会研究科社会学専攻、社会学修士。専門はコミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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