内容説明
アフリカ東部、ウガンダの首都カンパラで展開されるショー・パフォーマンス「カリオキ」。それはアフリカ都市における社会状況から直接的に影響を受けながら、若者たちの社会関係のありようがまざまざとあらわれる「場」だった―サブカルチャー研究を援用し、アフリカン・ユース・カルチャーの実態に迫る民族誌!
目次
序章
第1章 カリオキの概要
第2章 カリオキ勃興の背景とその展開
第3章 パフォーマーたちの多様性とカリオキへの関与の仕方
第4章 相手の受入れ―カリオキを立ち上げる実践
第5章 互いを取りこむカリオキ
第6章 歌にちらつくパフォーマーのかげ
終章
著者等紹介
大門碧[ダイモンミドリ]
1982年生まれ。大阪外国語大学(現大阪大学)地域文化学科スワヒリ語専攻卒業、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程研究指導認定退学。博士(地域研究)。現在、京都大学アフリカ地域研究資料センター非常勤研究員。専門、文化人類学/都市文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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