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内容説明
主にドイツ語圏の文学作品を通して、啓蒙と反動的思想のせめぎ合いの歴史に新たな光を当てる。
目次
保守革命前史としてのフォルテ・クライス―まえがきにかえて
第1部 啓蒙の時代(愉しい迷信―J.プレトーリウスと近世ドイツ奇譚集の効用;自己喪失の茶番劇―J.M.R.レンツのファウスト断片)
第2部 機械と人間(人形から人造人間へ―近代ドイツ文学と人工の身体;創り出される「他者」―ロボットをめぐる心と身体;機械化された人間と独裁―カルヴァン像の一系譜)
第3部 反動の系譜(占星術と天文学―グリルパルツァー『ハプスブルク家の兄弟の争い』とヨハネス・ケプラー;ダーウィニズムの裏側―ヘッケルの進化論から見たカフカ『あるアカデミーへの報告』;ある作家の歩み―トーマス・マンとドイツ;ボブロフスキーにおける「反動」―ハーマン、ヘルダー、ロマン主義)
著者等紹介
青地伯水[アオジハクスイ]
1963年生、京都府立大学文学部教授、京都大学博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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