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内容説明
人類学者は調査地に入り、どうやって現地の人と付き合い、信頼関係を築いていくのか。ごはん、音楽、ラジオ、映画、スポーツから、言語、学校、エイズ問題まで、生活者目線で語るあれこれ。
目次
ガーナより愛を込めて(ガーナ大学農学部;太鼓の響き;奴隷貿易の遺産;フーフーからごはんへ ほか)
カメルーン民衆生活誌(喰らうべき異文化カウンター―アフリカへの第一歩;アフリカ文化研究をスタートする姿勢―学識顔より生活顔;文化理解はまずそこの土地の言葉から―相手の尊厳とともに生きる;生活戦略とシブトサ―物語と文化を創っていく力 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
12
いまガーナ人とよく話すので、こういうことか!と目から鱗がいろいろ。2017/05/02
ame
1
早くアフリカに行きたくなった。 dream now, travel later. 今は本で我慢。2020/06/16
カネコ
1
○2013/07/14
NN
0
前半がガーナの色々な側面について識者が書いたもの。(「○○を知る50章」的な)後半がカメルーンで調査を続けた人類学者のエッセイ。 特にエッセイ部分は日本とカメルーンのつながりに対する著者の熱い想い、また1地方において、資本主義と近代国家と昔からの「王国」を並列させる知恵を知る事ができて少し面白い。 とはいえ素敵な装丁の割りに中身が寄せ集めというか、構成の狙いがよく分からない点は否めない。2014/08/18
ほんよむしばいぬ
0
2つの組織の共著。それぞれガーナ、カメルーンでの生活や調査研究について語られている。特に印象に残ったのは和崎春日さんの「カメルーン民衆生活誌」でのバムン王国の他者(異民族)を内包していく政治の仕方についての話。他者は排除しがちになるところをいとも軽々と乗り越えているように感じる。その積極性に驚き。2013/05/06