目次
第1章 おののきにおける応答(死の代理不可能性;犠牲の法外さ ほか)
第2章 物語の結び目(アイデンティティの複数化;出来事なき出来事 ほか)
第3章 証言の代替可能性(アウシュヴィッツの“以後”;証言の不可能性について ほか)
第4章 “静けさ”の騒乱―パウル・ツェラン『山中の対話』に寄せて(口にできない名前;静けさの響き ほか)
第5章 燔祭/ホロコーストと原爆―応答可能性に関する試論(ホロコーストと表象の問い;世界の沈黙 ほか)
著者等紹介
長田陽一[ナガタヨウイチ]
1971年、長崎に生まれる。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(教育学)。専攻は臨床心理学および精神分析。現在は京都光華女子大学人文学部心理学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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