内容説明
祝祭、教育、建築、文学、思想、女性運動―京都のドイツ文化受容を解読。
目次
第1章 祇園祭山鉾行事の運営のゲルマニスト―ドイツ市民文学研究者の京都町衆としての視点
第2章 「京あるいは都は日本語では都市の意味である」―ドイツでの日本・京都のイメージ形成
第3章 大正期京都における社会教育論の可能性―海野幸徳の社会事業論・社会教育論とドイツ社会的教育学
第4章 女性と社会―海野幸徳の社会事業理論の形成とドイツ女性運動
第5章 ウィーン分離派と京都―夏目漱石の描いた「セゼツシヨン式の一輪瓶」
第6章 「世界史的立場」と「モラリッシェ・エネルギー」―京都学派右派による近代の超克
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