茶の本

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茶の本

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  • サイズ B6判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861101915
  • NDC分類 791
  • Cコード C0076

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

emi

55
岡倉天心の本は数多くの訳で出版されていますが、こちらは茶を嗜まれる読友さんからお勧めいただいた一冊で、とても読みやすかったです。ただし、読みやすいことと、理解が容易いことは全く別で、一度さらりと読んでわかったなどとは到底言えない深い深い本でした。岡倉天心が1906年にニューヨークの出版社からこの本を出したのは、西洋に対して小さな東洋の島国である日本の文化・茶道を伝える為でした。7つの章のどれもが、茶道の素晴らしさ、どれだけ今の世の中に必要かを熱く語っています。茶の道へ進む人は必読の一冊です。2016/05/28

めん

3
1906年出版の「茶の本」。69年に翻訳、絶版を経て復刊。簡易な言葉で読みやすく復刊に納得。/1章から静謐な気迫がある。「現代における人間性の天は、富と権力をもとめる巨大な闘争の中で、まことコナゴナに砕け散ってしまいました。世界は利己と俗悪の闇や模索しています〜 私たちは、お茶でもすすろうではありませんか。昼下がりの光は〜はかなきものを夢み、あれこれの美しくもとりとめないことに、思いをめぐらしてみましょう」100年経っても世界の根は同じなのか。そして、利休の閑寂な茶会の終わりで閉められ、余韻が残る。図書館2016/07/18

ゴッツ

2
岡倉天心は海外に日本の文化である茶道を紹介する為にこの本を出版したので、茶道についてよく知らない人間にもわかりやすい文章である。北条時頼の話のように人をもてなす心が東洋の温厚な精神面を表しているのだと思う。2015/07/24

ゆきじ

1
武士道は死の術、茶道は生の術。茶道の成り立ちからその真髄まで丁寧に書かれてあった。わたしは茶道をしたことがないが、日本に根付く様々な茶道的日常茶飯事を知る上でも、勉強になる本だった。両極端を理解し初めて一方を深く理解できる、その意味を今後の人生の中で確かめたいと思った。2017/02/09

lionleef

1
様々な翻訳版がありますが、装丁の美しさと翻訳者が今の私と同じ25歳の時に執筆されたということで、こちらを読むことにしました。茶人達の変態的とも言える美意識が良くわかりましたw2014/06/01

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