内容説明
感染症対策は単に医療の現場に任せればよいとの「他人任せ」な認識が、現在の深刻な状況を招いた。本書は、発展途上国を中心に、HIV/AIDSに苦しむ国々の状況と対策を紹介し、多くの読者にその問題点を指し示している。
目次
1 メキシコにおけるHIV/AIDS
2 パプアニューギニアにおけるHIV/AIDS
3 タイにおけるHIV/AIDS
4 カンボディアにおけるHIV/AIDS
5 シンガポールにおけるHIV/AIDS
6 サモアにおけるHIV/AIDS
7 タンザニアにおけるHIV/AIDS
著者等紹介
成田弘成[ナリタヒロナリ]
桜花学園大学人文学部教授。文化人類学専攻。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科単位取得退学後、オーストラリアを中心にオセアニア地域の調査を重ね、現在、アジア新興国を重点的に調査中。東アジア共同体評議会有識者議員として、日本・アジア・太平洋地域の新時代を検証中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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