内容説明
9.11は何をもたらし、何を告げたのか?ネグリとハート、カルドーらの議論を整理し、変貌する紛争の系譜をたどる。そのとき明らかになるポスト近代の世界システムとは?衰退する国民国家体制に代わる「人間の安全保障」の可能性をさぐる。
目次
変容する戦争と世界
第1部 「新しい戦争」とは何か(「新しい戦争」とは何か;「新しい戦争」の新しさとは何か)
第2部 「新しい戦争」は世界を変えたか(近代的世界観の破綻―「場」の変化;RMAと「新しい世界」―手段の変化)
第3部 「新しい世界」とは何か(「新しい世界」の政治;「新しい世界」の安全保障)
新たな課題
著者等紹介
加藤朗[カトウアキラ]
1951年鳥取県生まれ。早稲田大学大学院政治研究科国際政治修士課程修了。防衛研修所助手、スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員、ハーバード大学国際問題研究所客員研究員を経て、桜美林大学大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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