内容説明
ガーフィンケルによって提唱された社会学の研究法“エスノメソドロジー”。ミード、ジンメル、ゴフマンらの足跡をたどりつつ、その可能性をさぐる。
目次
第1部 「知識」観をめぐって(科学の社会学研究;科学への社会学アプローチとエスノメソドロジー研究;科学的ワークの研究;エスノメソドロジーの科学研究)
第2部 相互行為秩序はいかにして可能か(社会学の根本問題;ミードの社会心理学;ジンメルの形式社会学;ゴフマンの相互行為秩序論;シクレルのエスノメソドロジー再読;現象学的社会学とエスノメソドロジー;エスノメソドロジー研究の方針と方法)
第3部 エスノメソドロジー研究入門(「遺伝子改造社会の論理と倫理」の概念分析;統計学入門のエスノメソドロジー研究入門;科学的ワークのエスノメソドロジー研究入門;会話分析とエスノメソドロジー研究のために)
著者等紹介
椎野信雄[シイノノブオ]
1953年東京都生まれ。1976年一橋大学社会学部卒業。1978年東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。1986年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。その間1983年からニューヨーク州立大学(オールバニ校)大学院博士課程(社会学)にも在籍し、4年間TAを経験。1988年東京都立大学人文学部社会学助手。1996年文教大学国際学部助教授。2001年文教大学国際学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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