目次
1 ドイツ・ロック&ポップスの歴史
2 東西問題
3 「外国人問題」
4 「死んだズボン?」
5 「統一後のスーパースター」
6 「リーダーマッハーに出会ったパンク」
7 CD50選
ドイツ・ロック&ポップス人名ミニ辞典
著者等紹介
若山俊介[ワカヤマシュンスケ]
1952年埼玉県生まれ。1983年、中央大学大学院博士後期課程文学研究科(独文学専攻)満期退学。これまでに、「ドイツ語教育担当教員のドイツ派遣(文部省)」「文部省在外研究員」によりローテンブルク、フライブルク、ベルリン、デュッセルドルフ、バイエルン州のエアランゲン・ニュルンベルク大学においてドイツ語教育およびドイツ文化について研究。宇都宮大学留学生センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tieckP(ティークP)
7
90年代の紀要に書かれた記事が中心で、出版に合わせて書き下ろしを加えたのも2006年なのでやや古くはある。今のオンライン情報やサブスクのリストの方がロックの歴史を知るうえで客観的ではあるかもしれない。とはいえ、第一章のドイツロック・ポップの歴史は、当時の一日本人視点のeine Geschichteとしては勉強になった。とりわけ消えていったアーティストの名前が興味深かった。続く個別のアーティストについては紀要論文だからか、政治的に良いメッセージを送ってるから良いアーティストだ、的な説明が多いのが気になった。2022/10/08
caster1
0
英米のロック/ポップを主に聴く人間なので、知らない名前やドイツのポップミュージック史の概略に触れられて新鮮だった。主に解説されていたのがメインストリームで成功した人たちで、自分の一番知りたかったノイエ・ドイチェ・ヴェレ(ドイツのニューウェーヴ)の紹介がほとんどされてなかったなど、物足りたい面も多々あるけど、そこまで求めるのは贅沢かな。2010/10/06
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