内容説明
生と死、日常と狂気、時空の淵を彷徨う男がいる。単行本未収録の「パリ愛惜」ほか1篇を含む8作品で構成。話題の詩集『アメリカ』で読売文学賞受賞の詩人による自選短篇小説集。
著者等紹介
飯島耕一[イイジマコウイチ]
1930年岡山市に生まれる。1952年東京大学文学部仏文科卒業。2000年3月まで明治大学教授。1955年シュルレアリスム研究会をつくって数年間続いた。詩集に『ゴヤのファースト・ネームは』(高見順賞)、『夜を夢想する小太陽の独言』(現代詩人賞)などがある。他に小説『暗殺百美人』(ドゥ・マゴ文学賞)がある。近作詩集『アメリカ』で2004年度読売文学賞と詩歌文学館賞を受賞
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