感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KEI°
3
ミルグラムとのやり取りから、その仕事を高く評価していたことがわかる。学生時代の情景が、本人のユーモラスな語り口で表現されている手紙は、勉学に励む若き天才のスケッチとして楽しい。エリクソンについて描かれた他の書籍は、記述内容が治療技法中心であるが、この本ではエリクソンの人間関係が浮かび上がる。エリクソンの周辺領域を学ぶときの参考資料として、とても価値がある。2011/08/28
