内容説明
本書は、デジタル機器を使って音楽制作を絵画制作なみに楽しむ方法を示し、デジタル技術によって今までになかった音世界を創造できる可能性があることを示唆する。
目次
1 デジタルデータによるサウンド処理
2 デスクトップミュージック(DTM)
3 デジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)
4 音声データの保存と圧縮
5 コンピュータによる音の編集
6 楽音合成
7 シンセサイザー
8 アナログモデリング・シンセサイザーによる減算合成手法
9 MIDIを使ったシンセサイザーの演奏
10 ミュージックCDの作成
11 音楽制作の新しい可能性―チャンスオペレーション・コンポージング
著者等紹介
田上博司[タガミヒロシ]
帝塚山学院大学アドミッションセンター副センター長。帝塚山学院大学文学部講師。ゲーム学会理事。情報文化学会会員。1954年大阪府堺市に生まれる。大阪府立三国ヶ丘高等学校を経て1977年神戸大学経営学部卒。大阪トヨタ自動車株式会社人事部を経て、1979年より学校法人帝塚山学院にて学校経営事務システム構築に従事。1986年、日本初の大型コンピュータを使わない学校基幹業務ネットワークシステムを誕生させた。1982年、Roland社主催の世界シンセサイザーテープコンテストに入選。翌1983年には同コンテストにおいてアマチュア部門第1位入賞。1998年、帝塚山学院小学校にて学校教職員に対するコンピュータリテラシー講習講師。2000年より帝塚山学院大学にて「パソコンとインターネットの基礎講座」講師。2001年帝塚山学院大学メディアセンター副センター長。2002年より帝塚山学院大学文学部講師。同年、大阪電気通信大学を中心に創設されたゲーム学会に設立発起人として参加。現在同学会理事。また、関西市民大学講座、堺女性大学、大阪第6学区府立高等学校PTA研修会などにおいて講師を務める
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