内容説明
各地の原野に自生するユリ科の多年草、ツルボ。ほとんど知られていない雑草のようなツルボには、医療を変える「力」がある。偶然に発見されたツルボの存在、その薬効と秘めた魅力を検証する。
目次
第1章 それはなぜ「薬」となったか―ガジュツとツルボ、その歴史的出発点とは
第2章 病気はガジュツで、ここまで変わる―体験し、見聞きした「驚きの効果」の数々
第3章 健康の「みなもと」は腸にある―ガジュツが万病を改善する理由
第4章 D薬・ツルボエキスの不思議な力―「寝たきり老人」から「運動部の生徒」まで
第5章 「不治の病」への挑戦―D薬・ツルボエキスから発見された四つの新成分
最終章 病気と「心」はどうリンクしているのか―特効薬が存在せず、しかし自分で治せる病気について
あとがきにかえて―医療現場からの報告
著者等紹介
松本康秀[マツモトヤスヒデ]
株式会社和草堂代表取締役。和草堂こころ研究所所長。1955年熊本生まれ。77年熊本商科大学(現・熊本学園大学)卒業後、製薬会社営業を経て和草堂の前身である、家業の粉末莪述の製造販売と医薬品デルモーゲンの販売に携わる。信用信頼のもと、真剣に病気と関わった末、病気の元が「こころ」にあることを実感し、88年より和草堂こころ研究所を開設。97年より(株)和草堂とし、口コミによる要望から日本全国に莪述・医薬品デルモーゲンの販売を始める。99年から屋久島産莪述を安定的にお届けできるよう、栽培から製造までに携わる部門として(有)ワイ・エス・カンパニーを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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