内容説明
第1期船舶兵特別幹部候補生1890名、うち1185名が戦病死、戦病死率63パーセント―知られざる船舶特攻隊員の苛酷な青春。慶良間戦記の決定版。
目次
第1章 軍隊(少年時代;軍人志願;小豆島へ移駐 ほか)
第2章 戦闘(砲暴撃の恐怖;アメリカ軍が上陸;第一回の斬り込み ほか)
第3章 捕虜(座間味収容所;遺骨収集;屋嘉収容所 ほか)
著者等紹介
深沢敬次郎[フカサワケイジロウ]
大正14年11月15日、群馬県高崎市に生まれる。県立高崎商業学校卒業。太平洋戦争中、特攻隊員として沖縄戦に参加、アメリカ軍の捕虜となる。群馬県巡査となり、前橋、長野原、交通課、捜査一課に勤務。巡査部長として、太田、捜査二課に勤務。警部補に昇任し、松井田、境、前橋署の各捜査係長となる。警察功労章を受賞し、昭和57年、警部となって退職する。平成6年4月、勲五等瑞宝章受賞
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