内容説明
カバラは精神の深奥にさす一条の陽光である。神とは?大宇宙は如何に流出し、その仕組みと作業は?天使とは?悪とは?人間存在の意味は?その他多くの疑問に対し、ユダヤ密教の観点を壮大なスケールで展開した宇宙論。魂の旅路の道標を求める者にも必須の書。
目次
象徴と現実
神(「初め」以前;顕現;神性)
世界(分離;不完全;創造の日々 ほか)
人間(受肉;自然界(この世)の歴史
肉体と心(心理界) ほか)
著者等紹介
シモン・ハレヴィ,セブ・ベン[シモンハレヴィ,セブベン]
セブ・ベン・シモン・ハレヴィはウォレン・ケントンのヘブライ名である。1933年ロンドンのスペイン系ユダヤ人家族に生まれる。サン・マーティン美術学校と王立美術アカデミーに学び、さらに西洋の「魂の学校」で訓練を受ける。そこでカバラと占星学の研究を始める。劇場での仕事の後、グラフィック・デザイナーとして活躍するかたわら、王立演劇学校(RADA)と建築協会(AA)で教える。自らのグループを主宰しつつ、リーキン・トラストのためにカバラのワークショップを運営。後に「カバラの道」のコースを開始。その後国際カバラ協会にて指導者の養成にあたり、またロンドンのプリンス・オブ・ウェールズ建築研究所ではテメノス・アカデミーの評議員になる。カバラと占星学を実践して40年間になる。この間、ヨーロッパ、北アフリカ、イスラエルにある主要なユダヤ・センターを歴訪する。北米や中米、南米をはじめ、西欧、東欧、オーストラリア、日本、イスラエルでカバラを教える。彼の13冊の著作は日本語とヘブライ語を含む12ヶ国語に翻訳されている。妻とともにロンドン在住
ギレスピー・新村峯子[ギレスピーシンムラミネコ]
徳島県生まれ。アメリカ、カンサス州在住。東京外語、イタリア科卒。英語教師として創造的な英語教育開発のために渡米。アメリカ・インディアンの霊性、アメリカ民話、英語言語史等のクラスを取りながら英語文化習得に務める。渡米中にジェラルド・ギレスピーと結婚。友人からヒーリングを受けた結果、秘教の道に入る。その後、カバラのシモン・ハレヴィ師、キリスト教神秘家ポール・ソロモン師、キプロスのダスカロスの教えを受けて今日に至る。地元のカバラ・グループ、またエレブナ・インターナショナルのメンバー。現在、古神道をアメリカに紹介する目的で、神道やそれにまつわる隠された部分の日本史勉学中。二子の母親
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