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ポプラ社の絵本
リーかあさまのはなし―ハンセン病の人たちと生きた草津のコンウォール・リー

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784591136461
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

今から約80年前、群馬県草津でハンセン病に苦しむ人々に寄り添い尽くし、かあさまとしたわれたイギリス人宣教師の半生を描く。

内容説明

いまから100年ちかくまえ、群馬県草津町に、ひとりのイギリス人宣教師がやってきました。それから20年にわたってハンセン病の人たちによりそい、「かあさま」としたわれた、コンウォール・リーの物語。

著者等紹介

中村茂[ナカムラシゲル]
1944年、秋田市に生まれる。イギリス教会史を研究。1968年から2012年3月までフェリス女学院中学校・高等学校教員

小林豊[コバヤシユタカ]
1946年、東京に生まれる。日本画家

斎藤千代[サイトウチヨ]
埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで聞き書き、本作りに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

53
今は温泉で知られる群馬県草津に100年前、ハンセン病の方々が住む集落があったあとは知りませんでした。それを行ったのは「コンウォール・リー」というイギリス人宣教師。 教会、病院、幼稚園や学校を建設し、寄付を募る活動などを実施、そして人々に寄りそう。病気の進行に恐れ、偏見や差別を受けていたハンセン病の方にとっては本当に有難い存在だったでしょう。いろんな方にこの絵本を手に取ってハンセン病についてもっと知ってほしいと願う。群馬県にあるリーかあさま記念館、いつか機会があれば行ってみたい。2019/07/10

ルピナスさん

51
【11月24日午後休を利用して念願の国際子ども図書館へ!】12冊目。樹木希林さん主演の映画「あん」を観たのはもう随分昔のことだが、ずっと記憶に残っていた。今から100年前、50歳の宣教師コンウォール・リーさんが来日。草津の地でハンセン病の方達が日常を普通に過ごせるよう尽力、多くの患者達に慕われていた。幸せな生活は癩予防法の施行により阻まれ、隔離政策は今から30年弱前まで続く事になる。人が生きる意味はその人自身が感じとる事で、他の人の価値基準で偏見や差別を生み出し、誰かの人生を傷つけてはいけない。2022/11/24

yomineko@ヴィタリにゃん

50
戦前、草津にはハンセン病療養施設があった。そこで献身的に患者様の世話をする英国人女性、リーかあさま。皆を愛し、皆に愛され、日本で84歳の生涯を閉じた。今、温泉で賑わっている土地にもこんな逸話があったのですね。2025/03/08

亜希

29
<ハンセン病の人たちと生き、みんなに神さまと呼ばれ慕われた、イギリス人宣教師コンウォール・リーの愛と信念の生涯> 旅行で行った草津の温泉図書館(草津町立図書館)でたまたま手に取った一冊。こういった内容の本が絵本として出版されていることはとても良い。恥ずかしながらハンセン病のこと自体よく知らない私でしたが、いつの時代も立派な人は沢山いて、無知な自分を恥じながらでも少しずつ知っていければいいなと思います。2016/02/14

25
助け合って生きていくことの喜び。キリスト教の尊い教えを実践されたリーかあさま。素敵な一冊でした。2019/12/28

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