内容説明
40kgにもなるビニール袋を飲み込んでしまい、食べられずに餓死したクジラの死骸が、フィリピンの海岸で見つかったニュースを見たことがあります。からだによくない化学物質が使われているプラスチックは、自然の中に放置されると、5ミリ以下のマイクロプラスチックになって、最後は海に溜まってきます。海の生きものがビニール袋やマイクロプラスチックを食べ、その生きものをさらに別の生きものが食べる「食物連鎖」がつながっていくと、最終的には人間もプラスチックを食べることになってしまいます。海の汚染、地球温暖化の原因になるプラスチックを使わないこと、自然のものに置きかえることをいっしょに考えてみましょう。
著者等紹介
いわまタケツグ[イワマタケツグ]
1942年2月4日長野県上田市生まれ。1976年から、クレヨンハウスの志に参加。いまや、なんと最古参!併せて有機農家にエールを送るためにオーガニックフーズに取り組む。オーガニックレストラン、オーガニックの八百屋、有機野菜だけで作ったスープ「Organic Phytochemical Soup」の商品化に取り組む。蟹江杏さんの絵に出会って、83歳にして、はじめて絵本の出版を自作でプロデュース
蟹江杏[カニエアンズ]
東京都日野市出身。画家。「自由の森学園」卒業。ロンドンで版画を学ぶ。全国の美術館や百貨店、画廊などで個展を開催。東日本大震災以降は、被災地の子どもたちに絵本・画材を届ける活動や、福島県相馬市に絵本専門の文庫「にじ文庫」を設立。文部科学省復興教育支援事業のコーディネーターをつとめるなど、全国の子どもたちとアートをつなぐ活動を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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