内容説明
これはマンマルさんについての、おはなしです。マンマルさんのともだちの、サンカクさんとシカクさんのおはなしでもあります。みんなでかくれんぼをしているとき、マンマルさんとのやくそくをやぶったサンカクさん。そのせいで、マンマルさんとサンカクさんがぞっとするおはなしでもあります。
著者等紹介
バーネット,マック[バーネット,マック] [Barnett,Mac]
受賞歴多数の児童書作家。『サムとデイブ、あなをほる』と『アナベルとふしぎなけいと』(ともにあすなろ書房)でコールデコット賞を受賞。オークランド在住
クラッセン,ジョン[クラッセン,ジョン] [Klassen,Jon]
『どこいったん』、ケイト・グリーナウェイ賞とコールデコット賞を受賞した『ちがうねん』、『みつけてん』(すべて長谷川義史/訳 クレヨンハウス)からなる人気の「ぼうしシリーズ」の作者。オンタリオ州ナイアガラフォール出身で、ロサンゼルス在住
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
大阪府藤井寺市生まれ。著書多数。ユーモラスでおおらかな独自の世界を生み出す一方、平和をテーマにした絵本で、新たな境地を切り拓いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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馨
99
関西弁絵本。絵も関西弁も好きなのでお気に入り。マンマルさん・サンカクさん・シカクさんでかくれんぼをする。最初シカクさんが、サンカクさんが滝の中に入ったとチクった時、性格の悪い私はシカクさんが嘘を言ったと疑ってしまったがそこまでではなく、シカクさんは真面目なだけでした。滝の中に入ったマンマルさんとサンカクさん、あと1人は?!2022/02/13
あすなろ
91
まんまるさんとしかくさんとさんかくさん。性格も表しているのかな?そして、絵も興味深いです。これらは、読み手が自分や誰かを投影し易くしてあるのかな?そして、長谷川氏の訳は関西弁。それに一つの特徴があるよう。これは好きずきかな?2021/05/23
☆よいこ
73
絵本。長谷川義史さんの訳が傑作「しゃあないやんか」▽マンマルさんとシカクさんとサンカクさんがかくれんぼをする。マンマルさんが鬼だけど「たきのうしろにかくれるのはあかん」と条件をつけた。だけどマンマルさんが目を開けるとシカクさんがいて「サンカクさんたきのうしろにかくれよったで」と教えてくれる。ルールを守らないサンカクさんに腹を立てつつマンマルさんは真っ暗な滝のうしろにサンカクさんを探しに行く。するとそこには▽まさかのホラー展開。マンマルさんはいい人。読み聞かせ5分。2019年刊2023/12/06
たーちゃん
32
関西弁でリズムよく訳されていて読んでいて楽しかったです。絶対イントネーション違うけど、関西弁を話せている気になりました。お話も面白くてドキドキさせられました。息子も暗闇の所では両手を口に持っていき、ハラハラドキドキしているようでした。2020/09/15
anne@灯れ松明の火
31
隣市で。シリーズ③。真っ暗な中、声だけしか聞こえない。あれ? だれ? だれ? 一体、だれだった?2019/08/09