目次
第1章 福島で健康相談をして、見えてきたこと
第2章 放射能への不安を口にできない雰囲気の広がり
第3章 低線量被ばく、内部被ばくの専門家はいない
第4章 これから、わたしたちにできること
第5章 Q&A質疑応答
著者等紹介
山田真[ヤマダマコト]
公害、医療被害、障がい児の就学などの運動に関わりながら40年、診療を続けてきた。「子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」代表として、福島で「こども健康相談会」を開催。八王子中央診療所理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱせり
7
わからないことにわかったふりをする危なさ。見えてくるのは五年後、十年後。忘れてはいけない、巻かれてもいけない、と心新たに。Q&AのQは等身大で参考になる。対する山田先生のAは、質問へのAであると同時に、問題を越えて、先生の人間性・信念の一端に触れるような思いでした。ことに一親としては「ふつうの子って何だよ」が心に残る。2012/02/25
Kei
1
薄いけれど、福島のおかれている状況がきちんと書かれていると思う。おすすめ。2012/01/29
kazhatch
1
本当に我が子を守ってくれるのは、国などでは無くこの本の著者のような人達だと思う。これから私たちに出来ることの章は多くの人に読んでもらいたい。2011/12/11
まんぼう
0
震災から半年ほどの講演会の内容を再録したもの。当時の福島の状況、苦悩や課題などが今読んでも突きつけられるように生々しく、苦しい。2015/09/23
tu-ta
0
虫干しシリーズ続き。 メモは http://tu-ta.at.webry.info/201201/article_8.html2011/12/29