内容説明
木造建築、都市の脱炭素化、気候変動、森林資源…なぜいま「Woodcity木造都市」か?世界規模で木造化が推し進められる理由とは。
目次
第1章 Woodcity構想(Woodcityのモデルケースと面的エリア設定;Woodcityのコンセプト;仮想建築群のCGイメージ;Woodcityの仮想的建物規模と構造)
第2章 なぜWoodcityなのか(都市部で木造建築が増加しつつある背景;持続可能な社会に向けて;非住宅木造建築の木材使用量と炭素貯蔵効果)
第3章 Woodcityの実現に向けて(木材供給の現状;サプライチェーンでの木質バイオマス利用の最適化;大径材の扱い;木材利用とカーボンニュートラル;材料情報の共有、人材育成と意識改革)
第4章 Woodcityのストーリー(北欧・カナダの脱炭素都市;建築構造用木材・木質材料の再利用に向けた設計―CLTの取り組みと厚板耐力壁;都道府県の木材自給率と木材利用に関する制度・現状;森林分野におけるカーボン・クレジットと森林投資;持続性評価;木質バイオマスの化学利用;Woodcityと森への意識)
第5章 Woodcityが目指す社会像(座談会)(木のイノベーションで森とまちのみらいをつくる;ヨーロッパに学ぶまちづくり ほか)