フランスの12の怖い昔話

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  • サイズ B6判/ページ数 159p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784860955335
  • NDC分類 K388
  • Cコード C8097

著者等紹介

大澤千加[オオサワチカ]
1973年、神奈川県生まれ。フランス在住。美術学校エコール・デ・ボザールで絵画を学ぶ。l’´ecole des loisirs、Nathan、などのフランスの出版社で多くの絵本を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

31
【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉 12 年(平成24年)の税抜1300円の長崎出版単行本初版。同社の“12の怖い昔話シリーズ”(全4巻?)の一冊で、大澤氏翻案の仏民話12編を収録。概ね仏民話のメッカであるブルターニュ地方の話だから、幾つかの底話は既読となる。定番の「約束」は、自殺者には触れられない(本書は首吊りだから腐り落ちるまでそのまま)と言う当時の慣習の方がそこに至る内容よりも怖い。「ノニックとガビック」は日本なら“瘤取りじいさん”の話となる。悪魔との取引もお約束の題材だ。★★★★☆☆2025/08/26

あたびー

21
#日本怪奇幻想読者クラブ 子供向けの本の体裁だけれども、結構怖いです。ほとんどがブルターニュ地方の昔話を題材としていて、以前読んだジョルジュ・サンドの本にも出てきた「夜の洗濯女」が無性に怖いのです。ブルターニュはブルトンと言う音からも分かるようにブリテン=英国とオリジンを一にするケルトの末で、バグパイプなども演奏されているのをTVで見ました。キリスト教は妖精や魔法などを民の頭から払拭してしまおうとしたのですが、ケルトの魔法は手ごわかったようですね。ほかにも本が出ているかもしれないので探したいです。2020/06/08

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

17
怖い話もありましたが、自業自得的な話も。『洗濯女の亡霊』『夜の招待客』『約束』『ノニックとガビック』『王の遺言』『マチュリーヌ』『幽霊城』『真夜中の糸紡ぎ』『蠅』『だまされた悪魔』『しゃれこうべ』『船長の指輪』 ノニックとガビックはこぶとりじいさん似、幽霊城も似たお話があります。個人的に怖かったのは洗濯女の亡霊、追いかけられる恐怖はダメなんです(>_<) フランスのブルターニュ地方の民話を、大澤千加さんの解釈でまとめられた本です。2019/11/05

R子

13
フランスの昔話12編の再話。「ノニックとガビック」や「幽霊城」のような、良い思いをした人を表面だけ真似て失敗してしまう話の流れは昔話の型通り。頭蓋骨を蹴ってしまったことから奇妙な体験をする「夜の招待客」や「しゃれこうべ」、悪魔がちょっと可哀想で可笑しくもある「だまされた悪魔」が面白かった。1番怖かったのは冒頭の「洗濯女の亡霊」!2017/06/08

ぶうたん

9
今は亡き長崎出版から出た、著者によるブルターニュ地方の民話の再話。低年齢層向けなのか大変読みやすい。ストーリー的には因果応報が目立つものの、ケルトの流れを汲むだけあって怪奇味の強いものが多い。めでたしめでたしでは終わらないものが多いのも、楽しめるポイントだ。題材として幽霊が出てくるものもあるが、キリスト教文化ということで悪魔ものが目立つのは致し方ないところだろう。2022/07/26

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