内容説明
前衛映画界の旗手が現代社会に向けて放つ鋭い説話風物語。心の深淵を映し出した夢幻の小劇場。
著者等紹介
岡部道男[オカベミチオ]
1937年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業。1964年読売アンデパンダン64展、65年内科画廊個展など多くの現代美術作品を発表する。その後、映画製作に携わり、処女作「天地創造説」(67年)で草月実験映画祭奨励賞、「少年嗜好」(73年)でベルギー・クノック・ヘイスト国際実験映画祭グランプリをそれぞれ受賞。日本の前衛映画界の草分けとなる。また、映画制作の傍ら、ラジオ番組の短編小説を多数執筆。同時に雑誌「黒の手帖」「創」「人と日本」「自己表現」「ジ・アザ・マガジン21」「BREATHIC」などに幻想小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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