内容説明
様々な機会に応じて執筆した随想・エッセイ・論述が、自ずから或る繋がりをなし「折々の思想」を紡ぎ、織りなす。
目次
プロローグ―「今しばし死までの時間あるごとく」
第1部 天の章(生きるということ;限りない「開け」に開かれて)
第2部 地の章(現代と宗教―「人間である」とはどういうことか;教育と宗教;宗教と文化)
第3部 人の章(「無」をめぐって―西谷啓治「空」へ道;京大文学部に入学した頃―「昭和」の一時期;西田幾多郎と近代日本)
エピローグ―「坐る」ということ
著者等紹介
上田閑照[ウエダシズテル]
1926年生まれ。京都大学名誉教授、学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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