内容説明
生涯を懴悔と奉仕に捧げた一燈園・西田天香の生活。すべてを捨てた路頭からこそ、真に強い生き方が生れてくる。
目次
地下水の如く
真実の棄恩
菩薩行について
労働の芸術化ということ
〓(とう)利天上にまで
反省と態度
生活と仕事との関係
経済問題の聖化
此岸より彼岸へ
往き易き道
労働は祈祷、祈祷は労働
知ることと知らしむること
この心 この身 この生活
「転渦為福」の三重願
「無所有」から「預かりもの」まで
入牢の心
一燈園の家風
○を題に
著者等紹介
西田天香[ニシダテンコウ]
1872~1968。明治5年滋賀県長浜生れ。20歳にして小作百姓百家族を率いて北海道開拓に従事。のち、路頭托鉢の生活。路頭托鉢の「無」の相を“一燈園”と言い、頼まれ依托された財物、有ればそれをどう預かるかの「有」の相を“宣光社”と言い、維魔の不二の相を現実に追求実践した。96歳で永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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